アンダーヘアを毛抜きで抜くと肌トラブルになる可能性が…


アンダーヘアやムダ毛の処理で1度くらいはやったことがあるかもしれない「毛抜き」での処理。痛みはありますが、1番低コスト&手軽に出来る処理方法とも言えます。


ただ、毛抜きでの処理はあまりおすすめできない理由があります。


アンダーヘアを毛抜きで処理するのは止めた方がいい?


1番お手軽な方法ですが、毛抜きでアンダーヘアを整えるのはあまりおすすめ出来ません。というのも、毛抜きで処理したあとに肌トラブルになったという人が多いのです。


アンケートでも「毛抜きでアンダーヘアを処理した人」の40%は、抜いた後に何らかの肌トラブルを経験したという結果がでているので、出来ればヒートカッターやシェーバーなどを使った処理のほうが良いでしょう。


アンダーヘアを毛抜きで処理した時のトラブルは?


毛抜きでアンダーヘアを処理した時の肌トラブルについてお話しましたが、具体的にはどんな肌トラブルがあるのかを見ていきましょう。


肌トラブルCASE01「色素沈着」


毛抜きで抜いた時の刺激やダメージでメラノサイトが反応してメラニンを発生させてしまいます。


この時、抜いた時の炎症を抑えよう身体の防御作用が働くのですが、炎症を抑えてくれる代わりにメラニン色素が表皮に残ってしまいます。これが色素沈着になるのですね。


色素沈着になった場合でも、健康な肌であればターンオーバーによって徐々に沈着した色素は薄れていきますが、出来れば肌にダメージを与えない方法で処理したほうが安心と言えます。


肌トラブルCASE02「毛包炎」


人の体毛は毛穴の中で毛包というものに包まれて生えています。毛包は毛と皮膚の間にあるもので、毛をしっかりと固定する役割があります。


毛抜きで処理をすると、問題のない毛を強引に抜くことになるので、この毛包にダメージを与えてしまうことになるのですね。


その状態で放置してしまうと、黄色ブドウ球菌などが付着して毛包炎になってしまうのです。


毛包炎対策の1番の方法は、毛抜き以外で処理することですが、抜いた後にすぐケアすることや抜いたところを手で触らないようにすることで、毛包炎になる可能性を減らすことができます。


肌トラブルCASE03「埋没毛」


アンダーヘアを処理する時に、1番可能性が高いと言われているのがこの「埋没毛」です。


毛包炎のような炎症ではなく有害なものではありませんが、肌が少し黒く見えてしまったり、大きなものだとほくろのように見えることもあります。


毛抜きでダメージを受けた肌が、より強い肌になろうと防御をすることで毛穴が塞がってしまうことが原因なのです。


対策としては、毛包炎と同様に毛抜き以外で処理することが1番ですが、抜く前に温かいタオルを当てて毛を柔らかくしたり、強く引き抜かず丁寧に抜くようにすると良いでしょう。


また、抜いた後はエタノール入りの化粧水などで殺菌&保湿をしっかりとしておくことも大切です。


毛抜きで上手にアンダーヘアを処理するために


お手軽だけど、痛い上にリスクもある毛抜きでの処理ですが、上手にやればデメリットの起きる可能性を減らすこともできます。
ポイントは、まず「清潔にしてから毛抜きで処理する」ことですね、お風呂上がりなどがベストです。


次に抜き方です。
毛の生えている方と逆に抜いてしまうと、毛穴の形が変形して肌へのダメージが大きくなってしまうので、毛の生えている流れに沿って抜くようにしましょう。
その時も、あまり強い力でピッっと引っ張るのではなく、自然な力で抜くと良いです。


抜いた後も油断してはいけません。毛抜きで抜いた後の毛穴は広がったままになっていて、雑菌が付着しやすい状態人っているので消毒や保湿などのケアは必須です。患部を冷やしたり化粧水での保湿などをしておきましょう。