除毛クリームは肌へのダメージが大きいので注意!


デリケートゾーンの毛の処理方法は色々ありますが、毛抜きやシェーバーで処理すると初めはつるつるスベスベで良い感じだけど、新しい毛が生えてきた時にチクチクしたり、剃り跡が黒ずんできたりと気になる点もあります。


剃ったり抜いたりという処理は、埋没毛やプツプツした跡が出来てしまって綺麗に処理できないというデメリットもあります。


除毛クリームは毛を抜いて除毛するのではなく、アルカリ性の成分が毛根の奥から毛を分解するというものなので、剛毛の人もキレイな仕上がりになります。ただ、除毛クリームにもデメリットがあるので、使う時はしっかりと確認してからにしましょう。


デリケートゾーンの処理で除毛クリームを使う時の注意


除毛クリームでの処理は、自分で手軽にできて初めてでもキレイな仕上がりになるのがメリットですが、薬液を使うのでどうしても肌へのダメージがあります。


敏感肌用の除毛クリームの口コミなどを見てみると、「使ってみたら肌がヒリヒリした」「赤くなって痛い」という感想が少なくありません。


これは、除毛クリームに含まれるタンパク質を分解する成分と、その働きを高めるアルカリ剤によるものなのですが、どちらも除毛するために必要な成分なので使用すると肌へのダメージは避けられないのです。


肌への負担をなるべく減らすためにも、使う前に必ず「パッチテスト」をするようにしましょう。


パッチテストの方法は、除毛クリームを使う前に少量を除毛したい場所につけた後、その製品の使い方に従って取り除きます。


24時間経過した後も肌に異常が見られない場合は「肌への影響は少ない」と判断しても良いということなので、除毛クリームを使っても大丈夫です。


もう1つの注意点は、除毛クリームでの処理は永久脱毛ではないので新しい毛が生えてきてしまうというところです。伸びた毛に対してはまた処理をしなければいけないので、定期的な処理が必須になります。


ただ、毛抜きやシェーバーの処理と比べると、生えてくるまでは若干時間がかかることと、伸びてきてもチクチクした不快感はありません。


除毛クリームの上手な使い方


除毛クリームを上手に使うためには、まずアンダーヘアに使っても大丈夫な製品なのかをきちんとチェックすることです。除毛クリームは脚や腕、ワキなどにも使うので「ついでに…」と使ってしまう人もいるかもしれませんが、これはおすすめできません。


アンダーヘアはデリケートな部分なので、除毛クリームの化学成分が肌や粘膜に大きなダメージを与えてしまう可能性もあります。


特に市販の脱毛クリームはアンダーヘアに使うことを想定していないものも多いので、必ず「ビキニライン専用」のものや「アンダーヘア用」と記載されているものや、商品説明でアンダーヘアへの使用について触れているものを使うようにしてください。


ただ、アンダーヘア用の除毛クリームであっても、自分の肌とその製品の薬剤が合うかどうかは分からないので、上でも書いたようなパッチテストをしてから使うようにしましょう。


除毛クリームで肌に追加ダメージ?!


除毛クリームは除毛するだけでも肌への負担が大きいですが、更に負担を大きくしてしまうことがあります。肌への追加ダメージを防ぐために注意したいのは


1:除毛クリームを使って数日はVラインなどに日焼け止めやサンオイルを使わないこと。

2:除毛クリームを使って数日は塩素の強いプールには入らないこと。


※少なくとも2日前には除毛クリームでの処理を終わっておきましょう。


3:除毛クリームを使って上手く処理ができなくても、続けて同じところに使わないこと。

※思ったより除毛できなくても1週間は間を空けるようにしましょう。


4:除毛クリームを使ったあと毛が残るなど、気になる部分があってもカミソリなどで剃らないこと。

※薬剤でダメージを受けているところにカミソリを使ってしまうと角質などに更にダメージを与えてしまって、肌荒れや痒みの原因になってしまいます。


5:「効果がないと困るから」と指示された使用法よりも多くクリームを使ったり、長時間放置しないこと。

※クリームの成分が浸透すれば、肌へのダメージも大きくなると考えてください。使用の際の用法は守るようにしましょう。


除毛クリームで処理をした時は、優しく充分に洗い流してから普段使っている美容液などでしっかりと保湿しておくことが大切です。また、数日は患部に刺激を与えないようにしておくのもポイントです。


それでも、赤みや痒みなどの肌荒れが治らない場合は、すぐに皮膚科の医師などに相談するようにしましょう。