濡れにくい、挿入で痛いと感じたら迷わずローション!

ローションはHの必需品

ローションって?

ローションとは、簡単に言うと潤滑剤のことです。ノーマルなものは無色透明で適度な粘度があるので、女性ではローターやバイブ・ディルドなどを使う時に利用したり、男性はオナホールなどのオナニーグッズを使う時に利用するのが多いですね。

セックスの時にもペニスが挿入し易いように使ったり、Hな雰囲気を高めるためにお互いをヌルヌルさせたりといった使い方もできます。男女問わない+使えるシチュエーションも様々なので、オナニーやセックスに興味のある方の必需品と言ってもよいと思います。

以前はノーマルタイプのものしかありませんでしたが、
最近では「温感・冷感ローション」
「味・香り付きローション」
「アナル専用ローション」
「膣内に入れても安全なローション」など、細分化が進んでいるので用途に合ったものを選ぶことが出来ます。

ローションの種類

ローションの種類は大きく分けて3つあります、それぞれを見てみましょう。

水性ローション

水性のローションは、一番良く使われているタイプです。ローションといえば水性タイプと言っていいくらい日本では使われています。

バイブやディルド、コンドームなどとも相性が良いので初めての方にもオススメできます。注意点としては、水性ローションの中には粘りの強いものもあるので、膣内に入ってしまうと綺麗に洗っても残ってしまうことがあります。

その場合、雑菌が繁殖してしまい炎症を起こす可能性があるので、バイブやディルドで使う場合は粘度が低いもの(ほどよい粘りのもの)を選ぶとよい
でしょう。

油性ローション

油性ローションは、植物性のオイルをベースとしたローションです。水性ローションと比べると乾きにくくヌルヌルが持続し、すべりも良いのでじっくりと楽しむことができます。注意点は、コンドームを溶かしてしまうためバイブやディルドにコンドームを付けて使っている方にはオススメしません。

また、価格も他のローションに比べ若干高くなっているので、コスパを考える方には他のローションが良いと思われます。

シリコン性ローション

シリコン性のローションは、ローションの歴史のなかでも最近開発されたものです。簡単に言うと、油性と水性の良い所取りと言った感じで、サラサラとしているのにヌルヌルした潤いが長く続くというもの。

じっくり挿入して快感に浸りたいという方にオススメできます。注意点は、シリコン製のローター・バイブ・ディルドなどと相性が悪いため一緒に使用するのは避けたほうが良いでしょう。

ローションの基本的な使い方

基本的にローションはアダルトグッズに付けて使いますが、衛生面を考慮してコンドームを付けた上からローションで潤すという方法をオススメしたいです。

特に、挿入を目的としたバイブやディルドは膣内での雑菌繁殖と、それによる炎症の可能性を低くするためにもコンドームの使用を提案します。

ローションの注意点と片付け方

ローションは使用期限の無いものと思っている方もいるかもしれませんが、開封したローションは冷暗所で保管して約3ヶ月を目安に使い切るようにしてください。温度の高い場所や長期間の保管はカビなどの原因にもなります。

また、膣内に挿入する時に使うローションは、必ずポリアクリル酸ナトリウムを含まないローション を選ぶようにしましょう。それ以外のものを使う場合は、使用後に膣内洗浄グッズなどできちんと洗浄するようにして下さい。

膣内もそうですが、ローションを使った後はボディーソープなどでヌルヌルをしっかり落としておきましょう。オイル系やシリコン系のローションでも普通のボディーソープで洗い流すことができます。

最近では「洗わなくても拭きとるだけでサッパリ」と謳っているローションもありますが、ヌルヌルが取れるだけで成分は残ったままなのでしっかり綺麗にするためには、ハンドソープやボディーソープを使って洗ったほうが良いでしょう。