膣トレってなに？
膣のゆるみを改善するトレーニング、いわゆる「膣トレ」は、膣の入り口から肛門付近まで繋がる【骨盤底筋】を鍛えるトレーニングです。膣の締りは骨盤底筋の筋力によって変わるので、トレーニングをすることで膣のゆるみを改善することができるんです。
簡単なストレッチを応用したり、グッズを使ったりして、誰でも簡単に始められるのが良いところですね。膣トレは、膣の締りを良くするためというメリットだけが挙げられがちですが、骨盤底筋を鍛えることは女性にとってたくさんのメリットがあるのです。どんなメリットがあるのか見てみましょう。
膣トレの効果は女性に嬉しいものがいっぱい
膣トレは「膣の筋肉（骨盤底筋）を鍛えるトレーニング」ということは分かりました。では、骨盤底筋を鍛えることによってどんな効果が得られるのでしょうか？
膣トレは、膣の締まりが改善されるということ以外にも、生理痛の軽減・ウエスト周りのシェイプアップ・女性ホルモンの活性化による女性らしさＵＰなどのメリットがあります。
このような効果はトレーニングによって骨盤底筋鍛えられ、骨盤内にある子宮や下半身の血行を促進させることで得られるものです。他にも尿漏れ・子宮脱など、加齢による膣のトラブルを予防する効果もあるので、膣のゆるさを感じなくてもメリットいっぱいのトレーニングなのですね。
では早速、トレーニングの方法を紹介していきます！
膣トレのやり方
膣トレをする時は、膣トレ専用のグッズを使うと効率よく行えます。
ここでは、「女性のためのアダルトグッズ」を掲げて製造・販売している『スヴァコム』から発売されている、「ノバボール」を使ってお話していきましょう。
ノバボールを使った人の中には「思っていたより大きい」「挿れるときに痛かった」という人もいます。ノバボールの直径は小さなサイズで２.８ｃｍ、中サイズで３.２ｃｍ、大きなサイズで３.６ｃｍになっています。
ピンポン玉の直径が４ｃｍなので、一番大きなものでピンポン玉よりひと回りほど小さい感じです。「膣トレは初めて！」という人は一番小さなサイズで始めるか、中サイズでローションを使って痛みを軽減するのがおすすめですね。
１：まずはリラックス
身体が冷えた状態だと、挿入する時に痛みを感じたり、スムーズにトレーニングが出来ない場合があります。膣トレ前には、温かい飲み物を飲んだり軽く身体を動かしたりして身体を温めておきましょう。
また、時間的な余裕も大切です。膣トレをやるのに十分な時間や中断されない時間を選んで、心身ともにリラックスした状態でトレーニングを始められるようにしておくのがベストですね♪
いきなり挿入するのではなく、指などで膣の入り口をほぐしたりローションを使うなどの準備をしてから、挿入してみましょう。
２：挿入してみましょう。
準備が出来たら寝た状態で膝を立て、ゆっくりと挿入していきます。ノバボールの紐の部分は、取り出すときに引っ張る為のものなので、あまり奥まで挿れすぎないようにしてください。２つのボールがありますが、全部挿れるのは無理っぽいと感じたら、１つだけでも大丈夫です。
３：トレーニング開始！
挿入できたらボールをキュッと締めてみましょう。
イメージとしては、肛門を締めたり尿を途中で止める感じですね。
『１０秒締めて、力を抜く』を１０分ほど繰り返してみます。プルプルするほど力を入れなくても「あ、ボールを締めてるな」という感覚があるくらいの力が入っていれば大丈夫です。
１０分は目安なので、初めは「コレくらいで大丈夫かな」と思うところで止めてもＯＫ♪ 無理のないように続けていくことが大切です。
４：プラス+トレーニング
ノバボールのトレーニングだけでもＯＫですが、もう少しトレーニングしてみたいという人には、ノバボールを使わないトレーニングも紹介しておきましょう。このトレーニングは無理にする必要はありません。体力に余裕がある時にしてみてくださいね。
- 仰向けに寝そべった状態で、背中を床に付けたまま脚を１５cmほど上げます。
- そのまま１５～３０秒間、脚を上げたままにします。
- これを３～５回くりかえせばＯＫです
始めのうちは、１０秒上げるだけでも腹筋がブルブル震えてくるかもしれません。無理をして続けずに、最初は５秒、次は８秒と徐々に上げる時間を増やしていくようにしても大丈夫です。出来る範囲で頑張ってみましょう。
まとめ
ノバボールを使った後は、アダルトグッズのケアと同様ぬるま湯や水などでキレイに洗ってから、水気をしっかり取ってジップロックやラップに包んでからポーチなどに入れて保管しましょう。洗った後に、グッズクリーナーなどの抗菌・除菌効果のあるものでケアをしておくと次に使う時も安心です。膣トレは、始めてすぐ実感できるものではありませんが、１ヶ月・２ヶ月と続けていくうちに効果が現れ始めます。ダイエットの為のストレッチや筋トレと同じで、日々の積み重ねが大切になってくるので、焦らず取り組んで行きましょう♪
